「おそらく涙を流しながら…」 2匹の犬を捨てた飼い主に同情の声
アメリカのペンシルベニア州にある動物保護施設が、Facebookに投稿した写真に、反響が上がりました。
2024年6月27日の朝、『ペンシルベニアSPCA』の建物の外に2匹のチワワが置き去りにされていたといいます。
犬たちが入ったクレートのそばには、飼い主からの手紙が置かれていました。
その手紙の内容があまりにも悲しいものだったのです。
犬たちをあなた方のところに置いていって申し訳ありません。でもこの子たちが路上でうろつき、傷付くのは嫌なのです。
私はこの犬たちをとても愛しています。どうかこの子たちの面倒を見て、素敵な家を見つけてください。
ボビーはとても感情的で、ベラは抱きしめられるのが大好きです。
「ベラとボビーについて」で始まる手紙には、飼い主が住んでいる家を引っ越すことになり、犬たちを連れて行けないこと。犬を引き取ってくれる人を探したが、見つからなかったことなどが書かれていました。
この手紙を読んだ『ペンシルベニアSPCA』のスタッフは、「おそらく涙を流しながら、愛情を込めて書いたメモ」と表現。
施設ではこのようなケースはよくあることで、過去7日間で100匹近くの動物を救助したといいます。