ガンコな栗の皮、上手にむくには? 栗農園に聞いてみた!
また、最低でも30分からひと晩、生栗を水に浸けておくと、鬼皮がふやけるので剥がしやすくなるといいます。
『四万騎農園』では、鬼皮剥がしには100円ショップで販売している『栗とオレンジの皮むき』という商品を使っているとのこと。刃先が尖っていないので、手を切る心配が少なくなります。
鬼皮を剥がしたら、次は渋皮です。渋皮はリンゴの皮を剥く時と同じように、包丁で剥いていきます。
栗の甘露煮なども製造する『四万騎農園』が実際に行う、鬼皮と渋皮を剥く手順をまとめました。
1.水に浸けてふやかして剥きやすくする。
2.『栗とオレンジの皮むき』で鬼皮を剥がす。
3.包丁を使って渋皮を剥く。
栗のプロが行う手順なので、剥き方に困っていた人はぜひ参考にしてください。
栗の皮剥を剥く専用器具もある!
『四万騎農園』からは、刃物製造の老舗『諏訪田製作所』が販売する『栗くり坊主』という、栗の皮を剥くための専用道具があることも教えてもらいました。以下は、『栗くり坊主』の新型である『新型栗くり坊主』。素人でも簡単に栗の皮が剥けるように考案された道具です。
ペンチのような形状をしており、これを使うと、素人でもあまり力を使わず鬼皮と渋皮を剥くことができます。