「気になってた!」 フライパンで揚げ物はOK?NG? 企業の回答によると…
自宅で揚げ物をする時に、揚げ物鍋ではなくフライパンを利用しているという人も多いはず。
少ない油で揚げることができ、一度に多くの食材を入れることが可能なフライパンでの揚げ物調理は便利です。しかし、そもそもフライパンで揚げ物をしても大丈夫なのでしょうか。
アイリスオーヤマ株式会社の公式サイトでは、気になる疑問に回答しています。ぜひ、揚げ物調理の参考にしてみてください。
フライパンは揚げ物に使用できるのか
アイリスオーヤマの公式サイトでは、フライパンを揚げ物調理に使用できるのかという疑問に以下のように回答しています。
IHの場合:揚げ物モードに反応しない事や正常に作動せず発火する恐れがあるため揚げ物は控えてください。
ガス火の場合:18㎝以下のフライパンや鍋だと引火する恐れがあるのでそれ以上の大きさをご使用ください。
アイリスオーヤマーより引用
IHコンロの『揚げ物モード』が反応しない恐れが
多くのIHコンロは揚げ物モードを選択して調理をすることで、油の温度を調節し安全に調理できるようになっています。しかし、この温度調節はあくまで『指定の専用鍋』を使用した場合での設定です。
フライパンでは温度センサーが感知しにくいケースもあるため、IHコンロでフライパンによる揚げ物調理は避けましょう。
説明書やコンロの表示を確認し、指定されたものを使ってください。
指定ではない鍋を使ってしまうと温度調節がうまくいかず、油の温度がうまくいかないため、フライパンを使用したIHコンロでの揚げ物は控えるようにしましょう。
ガスコンロの場合はサイズに気を付けて
ガスコンロの場合はフライパンでの揚げ物はOKですが、18㎝以下のフライパンは引火の恐れがあるためNGとのこと。また、深さのないフライパンは油はねもしてしまうため、なるべく深さのあるフライパンがおすすめです。
フライパンで揚げ物をする時のポイントとは
フライパンで揚げ物をする時はフライパンの形状に気を付けましょう。
浅すぎるフライパンでは油がはねやすいため、深さのあるフライパンの使用がおすすめです。また、揚げ物を作る時は温度を一定に保つことが大切になるため、蓄熱性が高く温度が下がりにくい厚めのフライパンを使用するとよいでしょう。
少ない油で手軽にできるフライパンでの揚げ物調理はガス火での使用はOKです。フライパンを使用する際には深めで厚いものを選んで、揚げ物をするようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]