くらし情報『『チャイルドペナルティ』に様々な声 「本当に子育てしにくい」「よくない表現だな」』

『チャイルドペナルティ』に様々な声 「本当に子育てしにくい」「よくない表現だな」

目次

・チャイルドペナルティに対し、さまざまな意見
・育児休暇期間は賃金が下がっても仕方ない?
※写真はイメージ

女性にとって大きなライフステージの変化の1つとして挙げられるのが、出産。

共働きの家庭が増えた現代でも、世間の「子育てや家事は女性がするもの」という固定観念は根深く、第1子出産後の女性は仕事に注げる時間が減ってしまいます。

2024年8月21日、『チャイルドペナルティ』という単語がXでトレンド入りし、ネット上でさまざまな声が上がりました。

チャイルドペナルティに対し、さまざまな意見

事の発端は、同日放送の情報番組『NHK NEWS おはよう日本』(NHK)内で『チャイルドペナルティ』について報じられたことです。

『チャイルドペナルティ』とは、出産や子育てなどにより生じる社会的・経済的に不利な状況を指す言葉。別名『マザーフッドペナルティ』とも呼ばれ、日本に限らず、世界各国で起こっている現象だといいます。

あたかも子供を持つことをデメリットとするようないい回しに、「直訳すると『子育て罰』だなんて嫌な言葉」「よくない表現だな」など、嫌悪感を表す人も少なくないようです。


妊婦の写真

※写真はイメージ

2022年6月に財務省財務総合政策研究所が発行した『仕事・働き方・賃金に関する研究会―』報告書の第3章『チャイルドペナルティとジェンダーギャップ』によると、日本の『チャイルドペナルティ』は各国と比べても大きく、各国と同様もっぱら女性に帰属していることが確認されています。

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