中身が噴き出ない炭酸飲料の開け方 企業が教える方法に「そんなコツが」
『アサヒ飲料』では、炭酸飲料の特性を次のように紹介しています。
炭酸飲料は、冷やした中味液に圧力をかけて炭酸ガスを溶かしているので、キャップを開けると炭酸ガスは外に出ようと泡になります。
特に、振動や衝撃が加わった場合や、製品温度が上昇した場合などは、炭酸ガスが勢いよく外に出ようとし、開栓と共に、中味が噴き出す場合があります。
アサヒ飲料ーより引用
『プシュッ』と音がしてからキャップを閉めておけば、万が一衝撃を与えた炭酸飲料であっても噴き出しを防げるでしょう。
自動販売機の炭酸飲料が噴き出しやすい理由
自動販売機で購入した炭酸飲料を飲む時に、中身が噴き出してきた経験はないでしょうか。
コンビニで買った炭酸飲料よりも、自動販売機で買った炭酸飲料のほうが噴き出しやすいのは、商品の並べ方に関係します。
コンビニの陳列棚では、『並行』に動かすことはあっても『垂直』に動かすことはありません。また、基本的にはその場で静止しています。
一方の自動販売機は、商品を選んだと同時に取り出し口めがけて商品が落ちてくるので、衝撃が加わります。
衝撃を受けた炭酸飲料は炭酸ガスが分離し、それに伴い容器内の気圧が上昇します。