エアコンを延長コードでつないでも問題ない? 企業の回答に「危ないところだった」
東芝ライフスタイル株式会社ーより引用
エアコンに延長コードをつなげることで火災や発火が起こるのは、延長コードの定格電流を超える可能性があるためです。
一般的な延長コードの定格電流は12Aですが、1台のエアコンを快適に使うには30A以上の電気容量が必要になります。
定格以上の電流が流れ続けることでブレーカーが落ちるだけでなく、発火して火災につながることもあるため、本体コードを専用コンセントに直接つなげることが大切です。
エアコンを取り付けたい場所とコンセントが離れている場合は、安全のため、販売店や電気工事店にコンセントの移動を依頼してください。
エアコンのコンセントには種類がある
※写真はイメージ
一般的なコンセントは延長コードと同じ15Aの適格が設けられ、日本国内であればコンセントの形も同一です。一方、エアコン専用コンセントは電流や電圧によってコンセントの形が変わります。パラレル型縦の穴が横に2つ並んだ形をしており、6〜8畳用のエアコンに用いられる。アイエル型パラレル型の穴の1つがLやTの形をしており、10〜12畳用のエアコンに用いられる。
ダンデム型横の穴が2つ、その下に丸型の穴が1つあり、14畳以上のエアコンに用いられる。