雨が多いジメジメ期はコンセントに注意! 発火リスクもある危険な行動とは?
その仕組みは以下のとおりです。
1.プラグ部分にホコリが溜まる
2.空気中の湿気が原因で、ホコリが水分を含む
3.電流が流れることで熱が発生する
4.局部的に炭化が起き、ショートして発火する
この流れからも分かるとおり、トラッキング現象を引き起こす要因の1つは『ホコリが水分を含むこと』です。ジメジメした季節は特に発火の危険性が高まるという点を、頭に入れておきましょう。
特に注意するべき点と対処方法とは
トラッキング現象は、電流が流れて熱が発生する過程を繰り返すことで、徐々にリスクが高まっていくもの。このため、プラグを挿しっぱなしにしがちな家電製品は特に注意が必要です。具体的には以下のような家電を確認してみてください。
・冷蔵庫
・電子レンジ
・テレビ
・エアコンなど
これらの家電は、私たちの生活に身近なもの。コンセントからプラグを抜く機会はほとんどありません。
また製品裏や高い位置にコンセントがあり、「手軽に抜き差しできない…」というケースも多いでしょう。ホコリが溜まりやすいという特徴があります。
定期的にプラグの様子を確認し、溜まったホコリはていねいに取り除いておきましょう。必ずプラグを抜いたうえで、乾いた布や雑巾などで拭き取るのがおすすめです。