スーパーマーケットには、シイタケ、シメジ、エノキ、マイタケと、さまざまな種類のキノコが販売されています。
いずれもおいしいキノコですが、レシピを見ると、すべて炒めたり煮たりといった加熱する内容ですよね。
これらのキノコは、生では食べられないということなのでしょうか。
シイタケをはじめとする国産キノコの育成・栽培を行う、菌興椎茸協同組合に聞いてみました。
キノコを生で食べるのはNG!
「キノコは生で食べられるのか」を菌興椎茸協同組合に聞いたところ、このような回答がありました。
シイタケやシメジといった一般に食べられるキノコでも、毒性を持つ成分を含んでいます。
生で食べると食中毒を起こす恐れがあるので、生では食べないようにしてください。
キノコは食中毒を起こす成分のほか、生の状態だとたんぱく質を分解する酵素も含んでおり、摂取すると腹痛を起こす可能性があります。
菌興椎茸協同組合によると、「毒成分やたんぱく質分解酵素は、加熱することで揮発して無害になります。キノコを調理する際は、必ず加熱して食べてください」とのこと。
加熱が不十分にならないよう、しっかりと火を通してから食べましょう。