台風による停電に備えるなら? メーカーが教える家電周りと家の中の事前対策
『雷サージ』とは高い所にある電線へ高い電圧が瞬間的に発生する状態をいい、配電線・通信ケーブル・大気を通じて屋内へ侵入し、通信機器や電化製品を破損させます。
パソコンやオーディオ機器、テレビなどの電化製品を守るためにも、これらをつなぐ電源タップを見直しておきましょう。
また、雷が鳴っている時は感電の恐れがあるので『コンセントに触れないようにする』ことも大切です。復旧時のヒューズ飛びやブレーカー落ちを防ぐために、停電したら『電源プラグを抜く』ことも徹底しましょう。
停電グッズを見直す
『パナソニック』が停電経験者へ質問した『長時間停電時に準備・所持しておいてよかった物』は、1位が懐中電灯またはランタン、2位が乾電池や充電池です。
夜まで停電が続くと部屋が真っ暗になり、何をするにも動きづらくなります。持ち運びができる大きめの懐中電灯やランタンがあると、飲食やトイレといった最低限の生活行動が楽になるでしょう。
そして、停電経験者が『準備しておけばよかったと後悔した物』はモバイルバッテリーです。
携帯電話の通信が途絶えていなければ、情報収集や友人・家族への安否確認の連絡ができますが、使えば使うほどバッテリーが減っていきます。