苦味が強いズッキーニは『食べないで』 農水省の注意喚起に「気を付けます」
ククルビタシンを含む食物でも、少しの苦味であれば特に問題はないそうです。
「食べても大丈夫かどうか、見極めが難しい…」と感じたら、以下を参考にしてみてください。
・違和感を覚えるほどの苦味を感じる
・苦味で料理全体の味が変わってしまっている
・口にすることに不安を覚える
これらに当てはまる時には、ためらうことなく処分するようにしましょう。
ズッキーニ以外にもウリ科の野菜は注意が必要
農林水産省公式サイトで挙げられているズッキーニやユウガオ以外にも、ウリ科の植物は多くあります。食用として広く出回っている以下の野菜や果物も、すべてウリ科です。
・キュウリ
・スイカ
・カボチャ
・メロン
・トウガン
品種改良により安全に食べられるものがほとんどですが、ごく稀にククルビタシンを多く含むものもあります。
「ガーデニングが趣味で、自宅で栽培したものを食べる」といった場合には、特に注意してください。味見をして強い苦味がないと確認してから、調理を進めるようにしましょう。
※写真はイメージ
苦味のある野菜として知られるゴーヤもウリ科植物ですが、こちらは『モモルジシン』と呼ばれる成分による苦味です。