救急救命士の『本音』に反響 実際の出来事に「そんな人がいるのか」「知らなかった…」
急病や事故などの際に、駆け付ける救急車。多くの人が「いざという時には119番通報をする」と、頭の中に入れているでしょう。
ただ、近年では『不要不急の通報』が相次いでいることが、たびたび問題になっています。
救急救命士として働く、たたら(@QQpickm)さんは、実際にあった出来事をもとに『救急救命士の本音』をXに投稿。
多くの人から「考えさせられる」という声が寄せられました。
救急救命士「必要な人の所に駆け付けたい」
たたらさんが担当している地域では、年に100回以上、救急要請する人がいるそうです。
その人は毎回、慢性症状を訴えるだけで、態度も粗暴なため、周辺の病院では『ブラックリスト』に入っているといいます。
しかし、救急救命士は要請があったら駆け付けなければいけません。
その理由について、たたらさんはこう伝えています。
要請があるたびに出動し、現場の判断だけでは引き上げられない。
勝手に帰って、万が一にも亡くなってしまった場合、世論の袋叩きに合うからです。
その人に『数時間の対応』を余儀なくされることもあります。
※写真はイメージ
本当に命の危険があるかもしれないため、行動せざるを得ない、救急救命士。