救急救命士の『本音』に反響 実際の出来事に「そんな人がいるのか」「知らなかった…」
対応している間に、すぐ近くにいる『重症の患者』が、遠方から来る救急車を待っていることもあるそうで、たたらさんはジレンマを抱えているといいます。
そして、こんな本音をこぼしていました。
少なくとも、バイタルサインに異常がなく、明らかな急性症状がない時は、救急隊判断によって引き上げさせてほしい。もっと必要な人の所に駆け付けたいのです。
たたらさんがつづった想いは、Xで拡散され、たくさんの意見が寄せられました。
・救急救命士がこんな苦労をしているとは知らなかった。
・そんな人がいるのですか…。救急車の有料化には反対していたけれど、検討せざるを得ない状況だと思う。
・重症の患者が救急車を待たざるを得ないという現実は深刻。現場判断でもっと優先度をつけられるシステムが必要ですね。
・こういうのを見ると『年3回以上は有償化』とかでいいと思う。・うちの近所に、ほぼ毎日呼びつけている人がいる。本当に必要とする人のもとに行ってほしい。
救急車の有料化は必要?広がる賛否の意見
近年では、救急車の有料化を検討する案も出てきていて、賛否の意見が上がっています。
不要不急な通報を抑制できる一方で、「有料になることで通報をためらって、命を落とす危険性がある」