痛々しい体だった犬が…現在の姿に「なんて美しいんだ!」
ペットは飼い主に無償の愛と癒しを与えてくれる存在です。
しかし、ペットにとって飼い主がどのような人であるかは、生死に関わるほど重要なことのようです。
劣悪な環境で飼われていた犬たち
2024年5月、アメリカのペンシルベニア州の警察に「ある家で飼われている犬たちの状態が悪い」という市民からの通報がありました。
現場に向かったコールデール区警察とペンシルベニア州警察の警察官たちは、その通報が正しかったことを知ります。
その敷地内で飼われていた犬たちはやせ細り、病気やケガでボロボロの体をしていたのです。
ふわふわの美しい毛をもっているはずの犬たちはほとんどの毛がなく、皮膚はただれて赤くなっていました。
かゆみと痛みに耐えていた犬たちは、皮膚を掻いてかさぶたができたり、開いた傷で血まみれになったりしていた犬もいたとのこと。
警察官たちが救助したのはグレート・ピレニーズが15匹とコリーが2匹。
最年少は生後8か月の子犬だったといいます。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
動物保護施設『ペンシルベニアSPCA』に運ばれた犬たちは、傷の手当などを受ける間、じっと立っているか震えているかのどちらかだったそう。