覚えておくと便利! 警視庁が教える『ビンのふた』を開ける最終手段
スプーンを使ったビンの開け方
1.ビンが動かないように机の上で固定したら、スプーンをビンのふたに対して垂直に持ちましょう。
2.ふたの隅の部分をコンコンと叩くようにして、小さなへこみを作ってください。少しずつビンを回すようにして、全部で5~6か所ほど、同じようなへこみを作ります。
3.スプーンを置いて、いつもと同じようにふたをひねれば簡単に開けられるでしょう。
この方法なら力がなくても、中身が取り出せず困ることはありません。
いざという時の最終手段として活用を
いざという時のための備蓄食材には、ビン詰めのものも少なくありません。
災害発生時に、「自分でふたが開けられず食べられない…」といった事態を避けるためにもこの方法を覚えておくとよいでしょう。
しかしこの裏技は、ふたを叩くことでビンとの間に小さな隙間を作り、開けやすくする方法のため、ふたを閉めても完全に密閉することはできなくなってしまいます。
便利である一方、『ある程度の時間をかけて、少量ずつ食べ進めていく食品』には向かない手段であるという点も、頭に入れておきましょう。
またスプーンで叩く方法以外にも、ふたを開けやすくする方法があります。