「塩素系漂白剤を使うなら…」 プロの指摘に「そんなことに」「勘違いしてた」
化学反応によって、色味が黄色へと変化してしまう仕組みです。
・塩素系漂白剤を指定よりも濃くして使った場合
・指定された時間よりも長く浸け置きした場合
これら2つの条件に当てはまる場合、色の変化が起きやすいといわれています。「きれいにするつもりが黄ばんでしまった…」という失敗を避けるためにも、十分に注意してください。
黄色くなってしまった衣類を回復させる方法とは
漂白剤で黄色く変化してしまった衣類は、同じく化学反応によって、黄ばみを取り除ける可能性があります。落ち着いて、以下の手順を試してみてください。
1.バケツ10ℓに対して酢20㏄を加えた酢水を用意する
2.黄色くなってしまった衣類をすすいで乾かした後、酢水に30分ほど浸ける
酢に含まれるクエン酸には、黄ばみを漂白する効果が期待できます。自宅にあるものを使って手軽に実践できる方法なので、ぜひ試してみてください。
なお、塩素系漂白剤とお酢を同時に使うと、塩素ガスが発生して大変危険です。
衣類に塩素系漂白剤が残らないよう、しっかりとすすぎ乾燥させた後に、酢水に浸けるようにしてください。
酢水で効果がなかった場合、還元型の白物用漂白剤を使う方法もあります。