フライパンがすぐダメになる… 専門店が教える、思わぬ原因とは?
フライパンに油を引くのは基本ですが、フッ素加工されたフライパンの場合はどうしていますか。
食材がくっつきにくいので、「油を引かないでもいいか」と考える人もいるかもしれません。
実際のところ、どんなフライパンでも油を引くべきなのでしょうか。京都府京都市にあるフライパン専門店『鐵兎堂(てっとどう)』に聞いてみました。
『鐵兎堂』は町家を改装したおしゃれなフライパン専門店。さまざまなメーカーから集めたフライパンを100種類以上そろえています。
※画像提供:鐵兎堂
フライパンには油を引きましょう!
『鐵兎堂』店長の寺西貴美さんにうかがったところ、「結論からいうと、油は引くべきです」とのことでした。
なぜ油を引くべきかというと、寺西店長いわく「フライパンを長持ちさせるため」だといいます。
鉄やステンレスのフライパンとは違い、コーティングフライパンは油を引かなくても調理できるイメージなので「油をひかなくてもいいのでは…」と思う方は多いと思います。
なぜ油が必要なのかというと、フライパンのコーティングを守り、長持ちさせるためです。
コーティングのフライパンはスルスルと滑り、調理が楽ではありますが、そのコーティングを守るためのルールがたくさんあります。