1.シャワーを止めると、給湯器の内部(缶体)に残ったお湯が余熱でどんどん高温になる。
2.再びシャワーを使うと、新たに入ってきた水に押されて、給湯器から配管の中に残っていた適温のお湯が出る。
3.その後、余熱で高温になったお湯が出る。
4.水がお湯になるまでのタイムラグによって、設定温度まで上がらないままの水が出てしまう。
5.ようやく湯温が安定する。
ノーリツによると、冷水サンドイッチ現象は「給湯器の構造上、発生してしまう現象」とのことです。
冷水サンドイッチ現象の解決方法は…
給湯器の構造上、発生してしまう現象とはいえ、やはりお湯が突然水になるのは不快です。どうにかして解決できないのでしょうか。
ノーリツに聞いてみると…。
残念ながら、従来の制御方式の古い給湯器をご利用の場合は解決方法がなく、再出湯する際には湯温が安定するまでお待ちいただくしかありません。ただし、現在の給湯器には、一部機種を除き『Q機能』という冷水サンドイッチ現象を防止する機能が搭載されているそうです。
『Q機能』とは、シャワーでよく使う40℃付近での冷水サンドイッチ現象に効果を発揮する機能です。