くらし情報『瞬間接着剤は慌てて拭かないで! 対処法に「これは大事」「家族に周知を」』

瞬間接着剤は慌てて拭かないで! 対処法に「これは大事」「家族に周知を」

目次

・瞬間接着剤の危険性
・深いやけどを負うことがある
・瞬間接着剤が付着した時の対処法
・衣類に付着した場合
・皮膚に付着した場合
・家具に付着した場合
※写真はイメージ

瞬間接着剤は、プラスチックや金属、ゴムなどを短い時間でしっかり接着させられる便利で身近なアイテムです。

付け爪用もあるため、普段からよく使っている人もいるでしょう。

しかし、使い方によっては一瞬で大きなケガにつながることもあります。注意点をよく確認しておきましょう。

瞬間接着剤の危険性

瞬間接着剤について注意を呼び掛けているのは、『独立行政法人・国民生活センター』の公式サイトです。

瞬間接着剤の危険性について、以下のように解説しています。

つけ爪やモノを短時間で接着させるために用いられる瞬間接着剤の主成分には、一般的にシアノアクリレート系の物質が使用されています。シアノアクリレート系の物質は、空気中や接着面の水分と反応して重合し硬化する際に反応熱が発生します。
特に、ティッシュペーパーや布などに染みこんで表面積が拡大すると、化学反応が急激に進み大きな反応熱が発生することがあり、その部分に触れるとやけどをするおそれがあります。

くらしの危険381瞬間接着剤の使用によるやけどに注意しましょうーより引用

深いやけどを負うことがある

『瞬間接着剤で指がくっ付いてしまった』といったトラブルはイメージできても、火傷の危険性に関しては意識したことがない人も多いでしょう。

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