防水服は洗濯機に入れないで 危険性に「普通に洗ってた」「気を付ける」
衣料を清潔に保つために欠かせない洗濯機。
なかには洗濯機で洗えないものがあり、特に注意が必要なのが防水加工が施された衣料です。
知らずに洗ってしまうと大事故につながりかねないため、洗えない理由をしっかりと確認しておきましょう。
防水性の衣料を洗濯機で洗ってはいけない理由
『一般社団法人日本電機工業会』の公式サイトでは、その中で防水性の衣料を洗濯してはいけない理由を、以下のように解説しています。
脱水時の異常振動により、洗濯物がとび出したり、衣類が損傷したり、時には洗濯機 や周囲の壁や床などを破損することがあり大変危険です。また洗濯機が転倒することもあります。
一般社団法人日本電機工業会ーより引用
防水性の衣料や繊維製品を洗濯機で洗うのは大変危険です。
防水性の衣料は水を通さないため、洗濯槽の排水穴を塞ぎ大量の水が溜まってしまいます。
その溜まった水が脱水時に急激に移動することで、洗濯槽の回転バランスが崩れ、異常振動を引き起こすのです。
縦型洗濯機は約30~70㎏の重さがあるため、異常振動によって転倒すると洗濯機が壊れてしまうほか、家の壁や床、柱なども破損する可能性があります。