お菓子などに入っている『乾燥剤』 よく見ると…「吹き出した」「初めて知った」
『ドライ占い』が誕生したワケ
画期的な『ドライ占い』ですが、なぜパッケージに占いが書かれるようになったのでしょうか。
坂本社長によると「それは、スペースが開いたから」だそうです。
これまでの乾燥剤には『食べられません』のほか、『濡らさない』『開けない』など、経済産業省が決めた消費者向けの注意事項などの文言を全部記載しなければならず、文字がやたらに多いパッケージでした。
石灰乾燥剤『キングドライ』のパッケージ(画像提供:有限会社坂本石灰工業所)
ところが、『I・C乾燥剤』になると、その優れた製品性から『食べられません』で済むようになったのです。その結果、パッケージの表記はすっかりシンプルなものに。
『I・C乾燥剤』の最初のパッケージ(画像提供:有限会社坂本石灰工業所)
その後、2018年にパッケージのデザインを一新することになり、坂本社長は「もっと遊び心を出したものにしたい」と、あいたスペースに『ドライ占い』を入れることを思いついたそうです。
つまり、『I・C乾燥剤』の画期的な特性が『ドライ占い』を誕生させたことになります。
『ドライ占い』は全部で約140種ある!
「占いの文言はすべて自分で考えました」