お湯と水、どっちがいい? 食器洗いに『おすすめ』なのは…
寒い季節は、水で皿を洗うのがつらくなりますよね。
そのため、お湯に切り替えて洗う人も多いかと思いますが、食器洗いでお湯を使うことには、手が冷えない以外に、どのようなメリットがあるのでしょうか。
大手日用品メーカーのライオン株式会社(以下、ライオン)に聞いてみました。
食器洗いにお湯を使うと…
ライオンのリビングケアマイスターの杉本美穂さんに「食器洗いにお湯を使うメリットは?」と聞いたところ、このような回答がありました。
まずは水温が高いほうが油汚れを落としやすいことが挙げられます。
また、すすぎの際にもしっかりと汚れを流せるので、お皿に水滴が残りにくいのもメリットです(汚れがあると水滴が引っかかる)。
ほかにも、水温が高いほうが表面張力が低く、水滴が残りにくいことや、速く蒸発して乾くこともお湯を使うメリットです。
食器洗いにお湯を使うことはメリットだらけのようです。
一方、デメリットもあるそうで…。
お湯を使うとより多くのエネルギーを使用することになり、地球温暖化の原因となるCO2の排出量も多くなります。また、手荒れのリスクが水を使っている場合より高くなります。
水温や汚れの程度などに合わせて、適切にお湯を使うことをおすすめします。