『テフロン加工』の鍋をお手入れ法って? 解説に「ゴシゴシしなくて済む」
デリケートな素材のアイテムも重曹できれいに
表面にコーティングが施されているものや、傷が付きやすい素材のものは、ゴシゴシとこすってお手入れしにくいでしょう。しかし重曹なら、素材を傷付けずにお手入れが可能です。
例えばフッ素樹脂加工の鍋は、以下の手順でお手入れしてみてください。
しつこい汚れは鍋に重曹大さじ2、酢カップ1/2、水カップ1を入れて沸騰させて落とします。あとは、サラダ油を塗ってなじませるだけです。
健栄製薬ーより引用
このほか、銀食器やシルバーアクセサリーなどの純銀製品の変色も重曹できれいにできます。
金属製以外の耐熱容器にアルミホイルを広げた状態で入れたら、上に銀製品を置き、さらに上から重曹を振りかけます。
銀製品が沈む程度に熱湯を注いだら、後は5分程度待つだけ。
取り出して水ですすぎ、やわらかい布で拭き上げれば美しさがよみがえります。なお、作業の際はやけどに注意してください。銀がアルミニウムと重曹の働きによってピカピカになるのは、化学反応によるもの。アルミニウムに重曹を入れると水素が発生し、銀製品の黒ずみの原因となっている酸化銀を還元するためです。
重曹を使う時にはゴム手袋を着用するのがおすすめ
※写真はイメージ
重曹は、弱アルカリ性の性質を持つ洗剤。