くらし情報『洗濯機の『かさ上げ』にデメリットってある? 企業の回答に「確かに…」』

洗濯機の『かさ上げ』にデメリットってある? 企業の回答に「確かに…」

また、洗濯機下に隙間が空いているのはよいことばかりではありません。例えば子供のおもちゃが入り込んでしまった時、手を突っ込んで自分で取ろうとする可能性もあります。

メーカー側は、「洗濯機底部に手を入れる」という使用方法を想定していないため、思わぬ事故につながる恐れもあるでしょう。

かさ上げによるメリットも

かさ上げした洗濯機

※写真はイメージ

しかし、洗濯機のかさ上げに、メリットがあるのも事実です。

掃除がしやすくなるのはもちろん、洗濯機下に空間を作ることで、風通しもよくなります。湿気が溜まりにくくなり、カビや悪臭といったトラブルが生じにくくなる効果も。また、洗濯機下からの少量の水漏れを、見逃すこともありません。

市販のかさ上げ台の中には、防振ゴムを使ったものもあり、ただ普通に設置するよりも防音できる可能性もあるでしょう。
シャープ公式サイトでは、かさ上げを推奨してはいませんが、必要な場合は安全面に配慮したうえで行うよう伝えています。

・洗濯機が傾いたりがたついたりしないよう設置すること

・底部の隙間に柵やカバーを取り付けること

これら2点には、特に注意してください。販売店に安全対策についても相談するのもおすすめです。

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