「信じられないほどハンサム!」 全身が『石』のようだった犬が…?
ダニによって引き起こされる、犬の皮膚感染症、『疥癬(かいせん)』。
この病気は激しい痒みを引き起こし、発疹が出たり、掻くことによって脱毛したりすることがあります。
また、長い間放置されると皮膚が厚くなり、色が変わることもあるそうです。
全身が『石』のようだった犬が…
2024年7月、アメリカのミズーリ州の路上でうろついていた犬が、親切な人によって保護されました。
そのオス犬は疥癬のために全身のほとんどの毛がなく、皮膚は石のようになっていたのだそう。
その痛々しい外見からは、もはや何の犬種かも分からない状態でした。
※画像はFacebook上で閲覧できます。
動物保護団体『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』に預けられた犬は、ライカンくんと名付けられました。
スタッフたちはこれまでに疥癬を患う多くの犬を見てきましたが、ライカンくんの症状のひどさに驚いたのだとか。
獣医師によると、これほどひどくなるまでには数か月はかかるとのこと。つまりライカンくんはそんなに長い間、痒みや不快感に苦しんでいたのです。
スタッフがライカンくんに薬用入浴をさせた時、水が皮膚への刺激になって痛みに悲鳴を上げていたそう。