「優しい世界があった」 工事現場の貼り紙、近付いて読むと…
悲しい話題が毎日のように飛び交う、さつばつとした現代社会。だからこそ、人は心が温まるような話題を求めているのでしょう。
ネットでは、たびたび「もっと『優しい世界』の話題がほしい…」という声が上がります。
スピードタモリ(@speedtamori)さんが目にしたのは、まさに大勢が求めているような光景でした。
工事現場で目にした『1枚の貼り紙』
ある日、東京都品川区内を歩いていた、スピードタモリさん。
工事現場の周辺で目にしたのは、関係者が掲示したと思われる1枚の貼り紙でした。内容が気になり、近寄って確認することにします。
そういった場でよく目にするのは、作業日程が書かれたスケジュール表や、安全を呼びかけるもの。
しかし、その貼り紙は一風変わったものだったのです。
スピードタモリさんは、このようなひと言とともに、Xで写真を公開しました。「『優しい世界』がありました」…と。
貼り紙には、かわいらしいぬいぐるみの写真が。
誰かが落としてしまった『迷子』を、持ち主の元へ戻すため、関係者がこの貼り紙を作ってくれていたのです。
持ち主にとって、ぬいぐるみは、いつも一緒にいてくれる家族や友達のような存在。