海を描いた4枚に、15万人が称賛 「初めて絵を買いたいと思った」「美しすぎる」
それから大きくなるにつれて、自分の中でキラキラして見えるものが変わっていきました。記憶がある時からは、ずっと水が好きです。
海を描き続けるのは「海で見た景色をポケットに入れて持ち帰りたい」という思いがあるからです。宝物をいつでも見られるようにするための手段でしかないと、今は思っています。
――それぞれの海を描くのに、時間はどれくらいかかる?
海によって完成する時間は全く異なります。6時間で完成する時もあれば、30時間かかって諦める絵もあります。
――海をたくさん描いている中で、感じることは?
同じ海を描いていても表情が全く違っていて、他のモチーフと比べ『描いていれば慣れる』という感覚があまりないような気がします。
だからこそ、完成すると毎回新しい気持ちで喜べるし、海の奥深さを感じて「好きだなぁ」と思う気持ちも大きくなっています。
2024年11月11日現在、アルバイトをしながら毎日絵を描いているという、海をかくひとさん。
来年からは、オンラインにて自身で描いた海の絵を販売するとともに、個展も開催予定だといいます。
海をかくひとさんの描く絵が、船で大海原に漕ぎ出すかのように大勢の人の元へ届いていくのが、今から楽しみですね。
[文・構成/grape編集部]
愛犬と海に来た飼い主 そこで写真を撮ったら…「お茶拭いた」「気合いを感じる」