『プラスチック容器』にアルコール類を入れると? 意外な注意点に「確認してみる」「なるほど」
料理に使う代表的なアルコール類として、料理酒や本みりん、ワイン、ビールが挙げられます。
これらを使った料理の下ごしらえや、熟成期間を必要とする『果実酒』などに対し、プラスチック容器を使うのは避けましょう。
プラスチックといってもさまざまな種類があります。重要なのは、すべてのプラスチックがアルコールに耐性がないのではなく、『一部のプラスチックにアルコールに耐性がない』ということです。
中でも、食品の容器や工業用のパーツなどに使われる『ポリスチレン』は、アルコールを入れたままにしておくと中身が変質してしまいます。
また、自動車の部品や家電製品などに使われる『メタクリル樹脂』も、アルコールを入れると容器に傷が付いたり白っぽくなったりする可能性があるので、アルコールの保存容器には向きません。
アルコール類の保存に適したプラスチック容器とは
プラスチック容器の中で、アルコール類の保存ができる素材は以下の3つです。・ポリエチレン
・ポリプロピレン
・ポリ塩化ビニール
見ただけではどの種類のプラスチックなのか判断がしにくいため、材質表示を確認しましょう。
パッケージや容器に『アルコール保存可』の表示がある物を選ぶと安心です。