公園に落ちている『危険な実』 見た目に「うわっ!」「怖い…絶対に使いません」
畑で収穫された野菜や果物だけでなく、野山に自生している植物の中にも、食べられるものがあります。
とはいえ、植物の無毒と有毒を見分けるのは、時にプロでも困難。
例年、キノコや山菜などで、判断ミスによる食中毒が発生しているため、注意が必要です。
公園にも落ちてる!要注意の実
「シキミの実が落ちているけど、決して料理に使わないで!」
2024年の秋、そんな注意喚起がネット上で注目を集めています。
シキミは仏事に使われる植物。線香や抹香に使われるほか、仏壇やお墓などに供えられてきました。
公園に植えられていることもあり、春には白い花を楽しむことができる、身近な植物です。
秋には、公園を散歩している際に、シキミの実を見つけることもあるかもしれません。
※写真はイメージ
実は、シキミの実は、スパイスの八角(ダイウイキョウ・スターアニス)とそっくり!
「八角が落ちていた」と勘違いして、持ち帰って料理に使うと、食中毒の症状で苦しむ可能性があります。
シキミと八角はどれくらいそっくり?
八角は、中国原産の『トウシキミ』の実で、甘く強い香りがあるのが特徴。中華料理の代表的な香辛料の1つとされ、実を放射状に付けた形をしています。