ラップで『酸の強い物』を包んでもいい? 企業の回答に「安心しました」
また、ポリ塩化ビニリデンは臭いや湿気、酸素を通しにくいので、冷蔵庫内で保存した場合にも臭い移りが少なく、食材をみずみずしいまま保てるというメリットがあります。
使用用途に合わせてラップの素材を確認しよう
ラップの素材はポリ塩化ビニリデンだけではありません。
ほかにも『ポリエチレン』『ポリ塩化ビニル』などさまざまな種類があり、それぞれ耐熱温度や酸素の通しやすさなどが異なります。
ラップとひと口にいってもさまざまなものがあるので、使用用途に合わせて選びましょう。
ラップを電子レンジで使う時のコツ
電子レンジでラップを使うと破裂してしまうことがあるのは、食品から上がる蒸気による圧力が原因です。
ラップが破裂するのを避けるには、ふんわりとラップをかけて『水蒸気の逃げ場』を作りましょう。
油分が多い食品にラップを使う時の注意点
注意が必要なのは、油分の多い食品を加熱する時です。
食材を直接ラップに包むと耐熱温度を超えてしまい、ラップが溶ける可能性があります。
油分が多い食品を加熱する時は、深めの保存容器に移し替えるなどして、ラップが直接食材や油分に触れないようにしましょう。
加熱直後の蒸気は非常に熱いので、ラップの外し方によってはやけどをしてしまう場合があります。