カシミヤは『毛玉取り器』を使える?ダメ? 正解に「気を付けます」「やりがち」
・生地の接合部
・刺繍部分
・生地が薄い、弱い部分
・ファスナーやボタンのような突起物の周り
このような部分で毛玉取り器を使うと、生地を傷めてしまう恐れがあるそうです。実際に傷めてからでは元も子もないため、目立たない部分で試してみたり、ほかの方法で毛玉を取ったりなど工夫してみましょう。
なお、高価で貴重な衣類や繊細な縫製が施された衣類などへの使用も、生地を傷めてしまう場合があるため注意が必要です。
「傷めてしまうか不安」「これは絶対傷めたくない」という衣類は、セルフで毛玉取りをするよりもクリーニング業者へ任せたほうがいいかもしれませんね。
毛玉ができやすい素材・できにくい素材
※写真はイメージ
毛玉取りが苦手な人や作業する時間が取りにくいという人は、毛玉ができにくい衣類を選ぶのもおすすめです。【毛玉ができやすい】
・アクリル
・ポリエステル
・化学素材の割合が多い混紡素材
【毛玉ができにくい】
・100%の綿
・シルク
・麻など
化学繊維よりも天然素材のほうが毛玉ができにくいといえます。
なおウールやカシミヤは、天然素材の中でも特に毛玉ができやすいイメージがありますが、繊維が切れやすいため毛玉になっても落としやすいそうです。