漂白剤を使うなら注意して! 意外なトラブルに「それは盲点」「知れてよかった」
塩素漂白OKの衣類を実際に漂白してみたら、襟元や袖口がピンクに染まってしまうことがあります。
「真っ白になるはずが…一体なぜ」と慌ててしまう人も多いでしょう。
衣料用洗剤や塩素系漂白剤の製造販売元でもある花王株式会社(以下、花王)の公式サイトから、ピンク色になってしまう理由と対処法を紹介します。
原因は『日焼け止め』
花王の公式サイトでは、製品Q&Aの1つとして、塩素系漂白剤によって襟や袖口がピンクに着色された事例を取り上げています。うっすらではなく、かなり濃いピンクが出るケースもあり、原因が分からないまま戸惑うケースも多いでしょう。
漂白剤で衣類がピンク色になる理由について、花王は公式サイトで以下のように説明しています。
首や腕に日やけ止めを使用しており、日やけ止めが付着したと思われる箇所のみが変色(着色)していました。
日やけ止めに含まれている成分の一部が塩素系漂白剤(ハイター等)と反応してピンク色に変色したものと考えられます。
生地自体が変色したわけではありません。
花王ーより引用
日焼け止めの中には、塩素系成分と反応し、鮮やかな赤色へと変化する成分を使った製品があります。