「ドアポケットは避けて」 明治に聞いた理由に納得!
冷蔵庫のドアポケットは、飲み物を保存するのによく用いられます。
炭酸飲料やミネラルウォーターなどをドアポケットに入れている人は多いでしょう。
しかし、「牛乳は冷蔵庫のドアポケットに入れないほうがいい」という情報を耳にしたことはありませんか。
これは本当なのか、大手乳製品メーカーの株式会社 明治(以下、明治)に取材しました。
牛乳はドアポケットに入れていい?
まず、冷蔵庫のドアポケットは『冷蔵庫内でもっとも温度変動が大きい場所』とされています。
冷蔵庫のドアは頻繁に開け閉めされるため、ドアポケットは外気に触れる機会が多く、冷蔵庫の奥の棚に比べて温度が上がりやすいというわけです。
上記を踏まえて、牛乳の保存について明治に聞いたところ、このような回答がありました。
冷蔵庫を開けっ放しにすると、庫内温度が上がり、元の温度に下がるには時間がかかります。
そのため、牛乳は冷蔵庫内のできるだけ低温の場所をおすすめしています。
牛乳類は『10℃以下で保存する』のを推奨しており、開封後の牛乳が腐敗するまでの日数を試験的に調べたところ、10℃なら約2日、7℃なら約4日、4℃なら約7日でした(普通の冷蔵庫の庫内温度は約6℃)。