故・中山美穂さんの妹、中山忍がコメント 「自慢の姉でした」
2024年12月6日に、入浴中の事故によって亡くなった、歌手で俳優の中山美穂さん。
同月12日に、家族と事務所関係者が見守る中、旅立ったことが分かりました。
葬儀の喪主を務めたのは、妹であり俳優の中山忍さんです。
美穂さんのウェブサイトでは、忍さんによるコメントが公開されました。
「姉を愛してくださったすべての皆様へ」
おかげさまをもちまして、姉「中山美穂」の葬儀が滞りなく執り行われたことをご報告申し上げます。
親族の希望で家族葬とさせていただきました。
最近での、一番のお気に入りだったドレスを纏い、楽しそうに歌う姉の写真を中央に、好きだった色取り豊かな花々で飾っていただいた祭壇は、華やかでキラキラしていて、最後のステージのようでした。
お別れまでのほんの数日間ではありましたが、子供の頃に戻って枕を並べ、姉の横顔を見つめながら眠りについたこの穏やかなひとときは、私の宝物となりました。
そして、何より姉が幸せを願ってやまない愛する息子と、再会の時間をもたせてあげることができました。手を繋ぎ、そっと寄り添う2人の姿は、とてもとても幸せなものでした。
静かに見守ってくださったマスコミ関係者の皆さま、ご配慮いただき本当にありがとうございました。
姉は一生懸命な人でした。ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷付きやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っ直ぐ前を向く勇気がある人でした。自慢の姉でした。
どうか皆さま、姉のとびきりの笑顔を空を見上げたその声を、その歌声を、その指先を、忘れないでいてあげてください。
私にとって姉は「大好きなお姉ちゃん」であるとともに「みなさんの中山美穂」であり、「永遠のシャイニングスター」です。
これからは皆さまが姉を思い出してくださる時、そのきっかけのひとつとなれますよう、その思い出があたたかなものでありますように、私も俳優として、より精進して参ります。見守ってくださいましたら幸いです。
良いときも悪いときも別れ際に姉はいつも「じゃあ、忍、あとはよろしくね」と軽やかに笑って去っていきました。
最後の最後まで、、、。とても「姉らしい」と思われてなりません。
生前の姉へ、あたたかな眼差しと、愛情をかけてくださり、心から感謝しております。重ねて御礼申し上げます。皆さま、本当にありがとうございました。
感謝の気持ちを込めて。
MIHO NAKAYAMA OFFICIALーより引用
親族の希望で、家族と関係者のみで執り行われた、美穂さんの葬儀。
深紅のダリアや、色鮮やかな花々に包まれた祭壇は、まるで『最後のステージ』のようだったといいます。
最期は、穏やかな雰囲気の中で、美穂さんを見送ることができたとのこと。
お別れまでの時間に、美穂さんの息子さんとの再会の時間をもたせることもできたそうです。
優しくて真っ直ぐで、頼もしい美穂さんへの想いをつづった、忍さん。
美穂さんのことを『自慢の姉』であり『永遠のシャイニングスター』だと、伝えました。
忍さんのコメントを受け、ネットではさまざまな声が上がっています。
・読んでいて、涙が出てきました。
・気持ちを整理するのは難しいかもしれませんが、家族のみなさんが心穏やかに過ごせることを願っています。
・素敵なコメントに涙があふれてしまった。胸に響きます。
・お姉さんへの愛が詰まった文章。美穂さんはまさに『永遠のシャイニングスター』ですね。
忍さんをはじめ、大切な人たちに見守られる中、空へと旅立った美穂さん。
美穂さんへの大きな愛は、きっと本人にも届いていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]
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