街中で見かけるツツジ、もしかしたら… 危険に「知らなかった」「気を付けないと」
4~5月に見頃を迎え、実も花色も豊かな、ツツジ。
たくさんの種類があり、古くから日本人に親しまれている花の1つです。
公園や道端など、身近な場所で見かけることも多く、幼少期に蜜を吸う遊びをした経験があるという人もいるでしょう。
ツツジ科植物で食中毒?注意すべきは…
身近な植物であるツツジですが、同じ『ツツジ科』の中でも、有毒な品種があることを知っていますか。
厚生労働省が、食中毒になる危険性がある植物として挙げているのが、ツツジ科ツツジ属の『シャクナゲ』。
一般的なツツジとシャクナゲは、見た目がよく似ており、どちらも色が多様で、ピンクや白、紫といった花を咲かせます。
ツツジ
シャクナゲ
シャクナゲの花や葉、蜜などには毒が含まれており、食べた後におう吐や呼吸困難で入院した事例もあるようです。
シャクナゲは、高山などに自生しているため、湿った土壌を好み、日陰でも育つのだとか。
日当たりのいい場所で育ちやすいツツジとは生育環境が異なりますが、シャクナゲは観賞用として人気が高いため、庭などに植えられている場合もあるでしょう。
シャクナゲについて、各自治体はウェブサイトなどで「ツツジによく似た有毒植物があることを知っておきましょう」「どちらか分からない場合は、素手で触ったり、採ったりしないようにしましょう」と呼びかけています。
オレンジや黄色のツツジにも注意
また、同じツツジ科である、『レンゲツツジ』も、毒性があると知られています。
一般的なツツジやシャクナゲと異なるのは、見た目。
レンゲツツジは、濃いオレンジ色や黄色、赤色など、鮮やかな色の花を咲かせます。
レンゲツツジ
レンゲツツジ
東京都保健医療局によると、高原や草原などに自生しますが、園芸樹としても植えられるとか。
花蜜や花、葉、根などに、種類の異なる毒がそれぞれ含まれており、食べるとおう吐やけいれんといった症状が出たと報告されています。ツツジに毒性がある品種があると知らない人は多い模様。
ネット上では、このような声が上がっています。
・有毒なツツジがあるんだ!子供の頃、近所のツツジの蜜を吸っていたけど、何事もなくてよかった…。
・子供が、実家で育てているツツジの蜜を毎年吸っている。「有毒な種類もあるから、家以外では吸わないでね」っていわなきゃ!
・日本では、シャクナゲもレンゲツツジもたくさん分布しているから気を付けよう。
色や形など違いはあるものの、有毒のツツジかどうかは、専門家でないと見分けるのは難しいかもしれません。
身近な花なので、警戒心は薄くなりがちですが、品種が分からない場合は、むやみに触ったり、蜜を吸ったりしないようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]
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