炊いた米に混ざっている茶色い塊 正体に「そうだったんだ」「スッキリ」

毎日の食卓に欠かせないお米。洗米中や炊飯後、お米にまぎれた謎の『茶色い塊』を発見したら驚くことでしょう。
「食べて大丈夫か」と不安になりますよね。
本記事では、全農パールライス株式会社のウェブサイトを参考に、茶色い塊の正体とその取り扱い方法について詳しくご紹介します。
お米に混ざっている『茶色い塊』の正体とは

※写真はイメージ
お米に混ざっている茶色い塊は、主に『糠玉(ぬかだま)』と呼ばれるもので、お米の製造工程で発生する副産物の1つです。
お米は収穫された後、玄米の状態で保管されます。玄米には糠という外皮部分が付いており、白米にするためにこの糠を削る『精米』が必要。
この精米時に糠が細かい粉状になると、同時にわずかに湿気や油分を含んだ糠同士が固まって、塊になることがあります。これが『糠玉』と呼ばれるものです。
特に精米工場のライン内では、圧力や摩擦、静電気などの影響でこうした塊ができやすく、そのまま白米に混ざって袋詰めされることもあります。
お米由来の成分ですので、健康への影響は一切ありません。
パールライスーより引用
色味は薄茶色から濃い茶色などさまざまで、一見すると異物に見えるため不安になるかもしれませんが、あくまで『お米由来の成分』なので安心してください。