卵なしでも再現! キユーピーの新マヨ『エッグケア』が子供に優しい理由
一般的なマヨネーズは、卵と塩、酢、油を混ぜて作りますが、卵を使わずにマヨネーズの味や風味が楽しめるものもあります。
では、卵を使わずにどのようにマヨネーズのおいしさを生み出しているのでしょうか。
卵不使用のマヨネーズタイプ調味料『キユーピー エッグケア(卵不使用)(以下、キユーピー エッグケア)』を販売する、キユーピー株式会社(以下、キユーピー)に取材しました。
卵を使わないマヨとは?
――『キユーピー エッグケア』とはどのような商品?
『キユーピー エッグケア』は、独自の特許技術により、卵不使用ながら卵の風味を感じられるマヨネーズタイプ調味料です。
「1人でも多くの方にマヨネーズのおいしさを」という想いから生まれた商品です。
――卵の代わりに何を使っている?
卵の代わりに大豆たんぱくを活用しています。
大豆たんぱくを乳化させることで、卵不使用でも卵の風味を感じられる仕立てになっており、マヨネーズらしいコクや口どけを再現しています。
――『キユーピー エッグケア』はいつから販売されている?
『キユーピー エッグケア』は2015年2月から全国出荷を開始しました。
――どのような経緯で生まれた?
文部科学省の2013年の調査で、小中高生の食物アレルギーの有症者の割合が伸びていることが分かりました。
また、キユーピーのお客様相談室に寄せられる、マヨネーズの卵アレルギーに関する問い合わせ件数と、「卵アレルギーに配慮したマヨネーズタイプ調味料を発売してほしい」という要望も高まりを見せていました。
そのような背景から、キユーピーでは、2014年春に学校給食向けに、卵を使わないマヨネーズタイプ調味料(業務用)を発売。
発売後の状況から、家庭用としてのニーズが高まっていると判断し、『キユーピー エッグケア』を市販向けに発売することにしました。
※写真はイメージ
――『キユーピー エッグケア』ならではの工夫は?
外装を外しても、ほかのマヨネーズと見分けが付くようにキャップの色を『明るい青色』にし、胴部には『たまご不使用』のシールを貼っています。また、『キユーピー エッグケア』はマヨネーズの代わりに、さまざまな料理で活用できます。
キユーピーのウェブサイトではアレンジレシピを紹介しているので、ぜひご覧ください。
卵を使っていないので味が気になるところですが、一般的なマヨネーズと変わらないおいしさを楽しめますよ。
気になる人は、この機会に『卵を使っていないマヨ』を試してみてはいかがでしょうか。
[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]
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