お湯にアサリを浸けたら？ １０分後の変化に「覚えておく」「やってみる」
アサリをおいしく食べるために欠かせないのが『砂抜き』です。
一般的には塩水を使った方法が知られていますが、塩分濃度の調整が面倒だったり時間がかかったりと、意外に手間がかかります。
そのような時におすすめなのが、ライフハック術を投稿している、ゆめ（yume_kurashi_）さんがInstagramで紹介している、アサリの砂抜き方法です。
驚きの時短テクニックを、実際に試してみました。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
アサリの砂抜きにはお湯を使う！
アサリの砂抜きは、塩水の代わりにお湯を使うと『１０分』で完了するそうです。
【用意するもの】
・アサリ１パック
・コップ２つ
・ボウル
・水温計
まずはカップ２つを用意し、それぞれ同じ量の『水』と『沸騰したお湯』を入れます。それをボウルに入れましょう。
このように、水と沸騰したお湯を１対１の割合で混ぜると、５０℃のお湯ができます。
５０℃のお湯の中にアサリを入れてください。３分ほど置くとアサリの口が開いてきます。
アサリの口が開いたら、殻をこすり洗いしましょう。
その後、１０分ほど放置してください。
時間が経ったら、流水で洗い流して砂抜きの完了です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、ボウルの底にはしっかりと砂が落ちていました。
お湯で砂抜きができる理由
お湯で砂抜きができるのは、急な温度変化による『ヒートショック』の原理を利用しているためです。
アサリは高温状態に置かれると、身を守ろうとして呼吸が活発になり、一気に砂を吐き出します。ただし、お湯の温度が高すぎるとアサリが砂を吐く前に火が通ってしまうので、５０℃を超えないように注意が必要です。
また、長時間お湯に漬けるとうまみが逃げてしまいます。１０分以上放置しないようにしましょう。
この方法なら、短時間で簡単に砂抜きができます。ヤケドに十分注意しながら、ぜひ試してみてください。
[文・構成／grape編集部]
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