「お祭りの光るオモチャは…」 専門団体が注意喚起
折ったり曲げたりすると光る『ケミカルライト』。ライブイベントのほかに、お祭りなどでも売っている定番グッズです。
しかし、使い方を誤ると破損する恐れがあり、破損した部分からの液漏れによる事故が起こる可能性もあります。
本記事では『ケミカルライトの液漏れ事故』について紹介します。
お祭りやイベント時期に要注意!
『中毒情報のプロフェッショナル』として『中毒110番』の運営などを行う、公益財団法人日本中毒情報センター(以下、日本中毒情報センター)は、ケミカルライトによる子供の事故に注意するように呼び掛けています。
化学発光製品(ケミカルライト)は、プラスチックチューブなどを軽く折り曲げるとチューブ内のガラスアンプルが割れ、中に入っている2種類の液体が混合し、化学反応を起こすことで発光します。
コンサート会場やお祭りなどでよく販売されており、イベントの多い7~8月に『中毒110番』への相談が増加します。
※写真はイメージ
つまり夏の時期に特に注意が必要ということです。
では、実際にどのような事故が起こっているのでしょうか。
日本中毒情報センターによると「5歳以下の相談が多いですが、小学生による事故も起こっています。約9割が誤飲、約1割が眼に入った事故でした」とのこと。
具体的には、以下のような相談があるといいます。
・子供が腕に付けていた腕輪状のケミカルライトをかじり、漏れ出た液をなめた。
・スティック状のケミカルライトを振り回して、遊んでいたら破損。飛び散った液が眼に入った。
事故が起きてしまった場合、日本中毒情報センターは以下のような対処をしてほしいといいます。
中の液体は刺激性があり、誤飲した場合は口腔・咽頭の灼熱感や嘔吐など、眼に入った場合は眼の痛み・充血などが生じる可能性があります。
誤飲した場合、うがいや口の中を拭うなど口内をきれいにし、刺激緩和のために乳製品や水を飲みましょう。
眼に入った場合はすぐに弱い流水で洗眼し、いずれも症状があれば医療機関で受診してください。
こうした事故を防止するためにも、使用上の注意をよく読んで遵守するほか、子供が使用する場合は大人がしっかりと見守ることが大切。お祭りやイベントが増える夏、ケミカルライトの事故に一層気を付けましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]
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