パサつかないお肉の解凍法って? 方法に「なるほど」「納得すぎる」
冷凍した肉を解凍する時、「パサついておいしくない」と感じたことはありませんか。実は、ちょっとした工夫で驚くほどやわらかく、おいしく解凍できるのです。
その方法を紹介しているのは、Instagramで暮らしに役立つ科学ベースの工夫を発信している、りーまま(rimama_kurashilabo)さん。
本記事では、りーままさんの投稿から、家庭ですぐに試せる解凍テクニックを紹介します。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
冷凍の肉をおいしく解凍する方法
冷凍保存していた肉をおいしく解凍するには、まず沸騰したお湯300㎖と水700㎖を混ぜて、温度を約42〜44℃に調整します。
次に、小さじ1と2分の1杯(約9g)の塩を加え、しっかり混ぜて塩水を作りましょう。
準備ができたら、ラップを外した約350gの肉を塩水に入れます。
りーままさんは冷凍の豚こま肉で実践していました。
2分ほど経ったら、手で優しくほぐしてさらに5分置いてください。
その後、ザルにあげて、キッチンペーパーで優しく水分を拭き取れば解凍完了です。
面倒な下処理が不要で、解凍後はそのまま調理に使えます。やわらかいうえに、うま味もしっかり感じられる仕上がりです。
レンジより早くておいしい!塩と湯の意外な効果とは
お湯と塩だけでスピーディーかつおいしく解凍できる理由は、科学的な仕組みにあります。
肉をやわらかく解凍するためのポイントは、温度と塩分のバランスです。
42〜44℃程度のぬるま湯は、肉の繊維を傷付けずにじっくり解凍できる温度帯。
たんぱく質の急な変性を防ぎ、水分と一緒にうま味が逃げるのを抑えてくれます。また、塩を加えることで細胞膜が安定し、うま味成分である『ドリップ』の発生を最小限に抑えられるそうです。
解凍中にお湯が赤く濁るのは、ミオグロビンという色素が溶け出すためで、うま味そのものはしっかり肉の中に残っています。
この方法は、鶏むね肉や薄切りの牛肉などにも応用できますよ。
電子レンジより早く解凍できるので、忙しい日の夕食づくりにも役立つでしょう。
「冷凍肉はかたくておいしくない」というイメージをくつがえすこの方法。科学的な根拠を知れば、解凍のひと手間にも納得できて、毎日の調理がもっと楽しくなるはずです。
家事をスムースにしたい人は、ぜひ一度試してみてください。
[文・構成/grape編集部]
この記事もおすすめ
提供元の記事
関連リンク
-
new
「母親になるとピザの耳が好きになるんでしょ?」夫の意味不明な発言の真相は?義実家の常識が気になる【コミック大賞2025/ダメ夫編3位】
-
new
産後間もない嫁に「親族の式に出ないなら離婚して?」体調ガン無視で迫る義母。しかし夫の“逆襲計画”が始動して…
-
new
『気分は上々』内村・大竹・名倉が23年ぶり“サーフィン旅”「みんな歳とりましたね~」
-
new
【2025ミスコンテストプレイバック】日本のティーンの代表を決定「2026ミス・ティーン・ジャパン」グランプリは大分県出身の17歳・上野真子さん「グローバルに活躍し、誰もが憧れるモデルになる」
-
43歳で第二子出産 真木よう子さん、医師の「3人目いけますよ」にびっくり「無理無理無理」