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こうなったら捨てて! 保冷剤メーカーが教える『廃棄の目安』とは?

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こうなったら捨てて! 保冷剤メーカーが教える『廃棄の目安』とは?

暑い時期に大活躍する保冷剤。1つのものを頻繁に使っている場合に気になるのが、耐久性です。

「同じものを毎日のように使用している」という人はいるかもしれませんが、そもそも保冷剤は繰り返し使えるものなのでしょうか。

保冷剤出荷量で国内トップシェアを誇る、株式会社トライ・カンパニー(以下、トライ・カンパニー)に聞きました。

保冷剤はすぐ劣化する?


トライ・カンパニーに「保冷剤は何度使用しても劣化しないのか」と聞いたところ、このような回答がありました。

繰り返し使用することにより、中身が蒸発して若干重量が減る、またはフィルムの張りがなくなったりすることはあります。

しかし、一般的な使用方法であれば、すぐに劣化するものではありません。

物を冷やすなど、通常の使い方なら激しく劣化することはないようです。


ただし、劣化を防ぐために以下のアドバイスをもらいました。

高温多湿の場所に置くと、短期間で劣化する可能性があるため、冷凍庫での保管を推奨します。

また、高いところから落とすなどの衝撃が加わると、袋が破袋する可能性があります。

こうなったら捨てて! 保冷剤メーカーが教える『廃棄の目安』とは?

※写真はイメージ

ちなみに、「このような状態になったら使わないほうがいい」という『使用をやめる目安』について質問すると…。

先述のように保冷剤は劣化すると、中身の量が最初より減る、ジェル状の中身が水っぽくなる、フィルムの張りがなくなるといったことが起こります。

もしこのような状態になった場合は、新しいものに交換することを推奨します。

トライ・カンパニーによると、通常の使用方法であれば、保冷剤はすぐに劣化するものではないとのこと。

お弁当の保冷などで同じ保冷剤を長期間、繰り返し使用していても、問題なく使えている人も多いでしょう。


しかし、冷凍庫の外、さらに高温多湿の場所であれば劣化が進んでしまうため、使い終わった後はすぐに冷凍庫に戻すとよいですね。

[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]

取材協力株式会社トライ・カンパニー

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