割り箸を割ったら、ささくれが… 箸専門店に聞いた意外な原因【割り箸の豆知識】
割り箸を使う時、うまく割れずにささくれができてしまうことがあるでしょう。
ささくれがあると食べにくく、気持ちがちょっと沈んでしまいますよね。
ささくれを起こさないように、割り箸を割るコツはあるのでしょうか。宮内庁御用達の箸専門店『箸勝本店』に取材しました。
ささくれができやすい割り箸は…
『箸勝本店』の宮本敏治専務取締役に話をうかがったところ、ささくれができるかどうかというのは「材質によるところが大きい」とのことでした。
日本産の割り箸は、ほぼ杉、ヒノキが用いられており、外国で作られて日本に輸入される割り箸はほとんどが中国産。
この中国産の割り箸の材質は、主に以下の4種類だそうです。
・竹
・エゾマツ
・白樺
・アスペン(和名:白楊)
杉・ヒノキの割り箸は木目が細かく、締まっているので、ささくれは起きにくいのだそうです。
竹は繊維が密でしっかりしていますが、割ると固い繊維のささくれができることがあります。固くて鋭い破片を生じることがあるので、口に入れないように注意してください。
また、宮本さんいわく「力はいりますが、水平に持って中ほどをつかんで割る」ことを意識すると、比較的ささくれが起きにくいといいます。
※写真はイメージ
割り箸を割った時にささくれができる主な原因は、割り箸の材質によるとのこと。
できるだけきれいに割れる割り方をして、もしささくれができてしまったら、その破片や繊維を取り除いてから使いましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]
取材協力箸勝本店
宮内庁にも箸を納品している、創業1910年の老舗箸店。吉野杉で有名な奈良県吉野郡に起源を持つ。
後醍醐天皇について吉野に下った先祖が清和源氏の山本姓で、現在26代目の当主(代々「山本利右ェ門」を名乗る)という由緒正しい名店。