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母「お願い切らせて…」 娘がトマトを守る『ワケ』にクスッ!

grape
撮影:エニママ
筆者の家の近くには、新鮮な野菜が手頃な値段で手に入る無人販売所があります。

売られているのはお店には出せない、いわゆる『規格外』の野菜。見た目はちょっと不格好でも、新鮮でおいしいのでよく利用しています。

トマトを切ろうとしたら娘が…


夏のある日、筆者が大きなトマトを購入した時の話です。

購入したトマトをテーブルに置き、カレーを作っていました。

その後、いざ購入したトマトでサラダを作ろうとして手にとると、5歳の娘が必死に私を止めたのです。

娘はトマトが大好きだったはず…。筆者は、なぜ娘が止めるのかが分かりませんでした。


しかし夕飯の時間は迫っています。何がなんでもトマトを切ろうとする私に、ついに娘は大泣き!

よくよく話を聞いてみると、娘はトマトを指さしていったのです。

「ひよこを切らないで!」

改めてトマトを見てみると、確かにトマトの一部分が小さく口ばしのように突き出ていて、全体のフォルムも絵に描いたひよこのよう…!

規格外のトマトの写真(撮影:エニママ)
撮影:エニママ

「これは確かに、ひよこに見えるかも!」と娘の想像力に感心しつつも、困った状況であることは変わりません。

このトマトを切らずに放っておけば腐ってしまいます。

考えた筆者は、まずは丁寧に「食べ物をムダにしないためにも、トマトとしておいしくいただこう」と話しました。その甲斐もあり、ようやく娘は納得。

その日のおやつに用意していたサクランボを、口ばしに見える部分に刺して、記念撮影しました。

規格外のトマトの写真(撮影:エニママ)
撮影:エニママ

無事にトマトをカットしてサラダにしたところ、娘もしっかり完食してくれて、ひと安心!

規格外のトマトを使ったサラダの写真(撮影:エニママ)
撮影:エニママ

子供の豊かな想像力に驚きつつも感心した、微笑ましい夏の日の思い出になったのでした。


[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]

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