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オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

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オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

秋が旬のサツマイモは、スイーツだけでなく、おかずにもなる万能な食材ですよね。甘くて食べやすいので、子供のお弁当に入れる人もいるでしょう。

そんな日本でお馴染みの食材であるサツマイモは、マレーシアでもよく食べられています。

しかし、同国でサツマイモを買う時には、ちょっとした注意が必要になるかもしれません…。

お弁当のおかず用に買ったサツマイモが?


マレーシアに暮らしている筆者は、毎日学校に通う息子のお弁当を作っています。

海外でのお弁当作りで多くの人が苦労するのが、『おかずになる食材探し』。

日本のように冷凍食品が充実していなかったり、調理しやすい食材がどれか分からなかったりするからです。

筆者もいろいろな食材を試す中で、ある日「サツマイモなら、日本と同じように使えるはず!」と思い、ローカルの市場で買って帰りました。


豚肉やニンジンと一緒にキンピラにしようと思い、切ってみると…。

オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

撮影:grape編集部

中が、紫色ーーー!

見た目が日本でよく買うサツマイモと似ていたので、中身が紫色だと気づかずに買ってしまったのです。

仕方なく、紫イモでキンピラを作りました。この日のお弁当はオムライス。作ったおかずを横に詰めてみましたが…。

オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

撮影:grape編集部

すごくまずそう。

食欲をまったくそそられないので「少しでも彩りを」と思い、冷凍枝豆をプラスしてみますが…。

オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

撮影:grape編集部

焼け石に水。
漆黒のキンピラを前に、枝豆の緑色は無力でした。

その日、学校から帰った息子に弁当の感想を聞くと、「地獄みたいな色だったけど、味はおいしい」とひと言。

味が悪くないなら、よしとするしかないですね。

マレーシアのサツマイモは『カラフル』が当たり前


日本では、中が黄色のサツマイモが主流ですが、ここマレーシアでは、黄色のもののほか、紫色やオレンジ色の品種も同じくらい多く食べられています。
ローカルの市場では品種を掲示していない場合もしばしば。土がついた状態で売られていると、皮の色から中身を見分けるのが難しいこともあるのです。

オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

撮影:grape編集部

別の日、ポテトサラダを作るためにサツマイモを買った際は、売り場の人にきちんと確認し、中身がオレンジ色と黄色の品種を選んでみました。

下の写真の左がオレンジ色、右が黄色のサツマイモです。


オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

撮影:grape編集部

切ってみると、とても鮮やかでおいしそう!オレンジ色のサツマイモは、ハロウィンのお菓子作りにも使えそうですよね。

オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

撮影:grape編集部

ちなみに、マレーシアのサツマイモは日本のものと比べて、水分量が多めなのか、少しねっとりとした食感です。

オムライスの隣に入れた『おかず』が… 小3息子「地獄みたいだね」

撮影:grape編集部

現地ではおかずというより、軽食やスイーツの素材として食べることが多いとか。甘くしたココナッツミルクと一緒に、色とりどりのサツマイモを煮込んだ『ブブチャチャ』というデザートも人気があります。

海外での暮らしは、毎日がちょっとしたサプライズの連続。サツマイモの色にあたふたする日もありますが、「思っていたのと違う」を楽しむしかないですね!

[文・構成/grape編集部]

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