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大きさも味も全然違う! アメリカのスーパーで見つけた、日本の秋の味覚を食べてみると?

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スーパーマーケット(以下、スーパー)には、バナナなどのように、1年中販売されている果物があります。

いつでも安定して同じ果物が手に入るのは便利ですが、旬の時期にしかお目にかかれない果物もいいものですよね。

アメリカ在住の筆者が、毎年10月頃にスーパーの棚で発見する、秋の味覚の1つが柿です。

日本の食卓でおなじみの柿が、アメリカでも手軽に購入できるのです!

アメリカの柿ってどんな味?


アメリカでよく見かける柿は、丸みを帯びた四角形の『Fuyu Persimmon(富有柿)』と、釣り鐘型の『Hachiya persimmon(蜂谷柿)』の2種類。

『柿』が英語というだけで、日本と同じ名前です。

アメリカのスーパーで柿を購入


2025年の秋も、スーパーに柿が並び始めたので、早速買いに行きました。

カリフォルニア州に住む筆者は柿が大好きで、毎年この時期が来るのを心待ちにしています。

訪れた米系スーパーの売り場には、大きさもさまざまな、2種類の柿が山積みに。
日本の柿と比べると、色味が少し薄いオレンジ色ですね。

アメリカのスーパーの柿の写真
撮影:grape編集部

アメリカのスーパーの柿の写真
撮影:grape編集部

試しに、大きさの異なる3つの『Fuyu Persimmon』を購入。一番小さいものは直径が5cmほどのサイズです。

早速その小さい柿を切ってみると、種はありませんでした。

日本の柿に比べると甘さは控えめですが、渋みもなく、さっぱりとした味わいが楽しめます。

柿の比較写真
撮影:grape編集部

皮を剥いた柿の写真
撮影:grape編集部

庭で採れた柿は格別なおいしさ!


南カリフォルニアでは、庭に柿の木がある家も多く、秋になると知人からおすそ分けをもらうことがあります。

筆者が昨年もらった庭の柿は、スーパーの小ぶりのものと比べると驚くほど大きく、木でじっくり熟したその味は格別!

とても甘くて忘れられないおいしさでした。柿の比較写真
撮影:grape編集部

アメリカでは、柿をそのまま食べるだけでなく、サラダに加えたり、オーブンで焼いたりして、野菜のように楽しんでいます。


優しい甘さとシャキシャキした食感は、さまざまな料理にマッチしますよ。

値段も手頃で、同年10月時点では1個100円前後。日系や韓国系などアジア系スーパーはもちろん、米系スーパーでも購入できる店舗が増えています。

ただし、アメリカ人にとってはまだ馴染みの薄い果物のようで、英語で検索すると柿を使ったレシピが見つかるものの、日本ほど一般的ではありません。

日本の秋の味覚の1つである、柿のおいしさが、アメリカでもより広まると嬉しいですね。

[文・構成/grape編集部]

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