冷凍麺を安全に食べるためのポイント 4つに「知らなかった」「なるほど」【保存テク4選】
手軽に食べられて、忙しい日の味方にもなる冷凍麺。
電子レンジや熱湯でサッと調理できる便利さから、常備している人も多いでしょう。
しかし保存の仕方を誤ると、せっかくの麺が台無しになってしまうそうです。
冷凍麺業界の発展を目的として活動する、日本冷凍めん協会が発信した、正しい冷凍保存方法が話題になっています。
おいしさを守る冷凍麺の保存ポイント
日本冷凍めん協会は、冷凍麺をおいしく、安全に保存するための4つの注意点を呼びかけています。
まず大切なのは、自然解凍しないことです。

※写真はイメージ
調理の直前までしっかり冷凍保存し続けることで、風味や食感を保てます。
また、一度解凍した麺を再凍結しないことも重要です。
再凍結すると味や香りが落ちるだけでなく、雑菌が繁殖するリスクもあるといいます。
なお、保存温度は−18℃以下をキープするようにしましょう。
冷凍庫の開け閉めを減らして温度変化を防ぐことで、霜や冷凍焼けを防止できます。
正しい方法で保存すれば、冷凍麺は1年を通しておいしく楽しめる便利な食材です。
この機会に、家庭の冷凍庫の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。
食材をムダなく使い切る冷凍テクニック
冷凍保存を上手に取り入れることで、日々の家事がグッと楽になります。
ひと工夫で、モヤシやチーズ、ひき肉などが扱いやすくなり、調理の時短にもつながるでしょう。
身近な道具でできる便利な冷凍テクニックを活用して、食材をムダなく使い切ってください。
余ったモヤシは冷凍保存で長持ち
モヤシは安くて使い勝手のいい野菜ですが、鮮度が落ちやすく「気がついたら傷んでいた…」ということもあるでしょう。
そんな悩みを解決してくれるのが、青果部出身の野菜のプロ、青髪のテツ(@tetsublogorg)さんが教える保存法です。
テツさんによると、使い切れないモヤシは冷凍保存がベストとのこと。
ジッパーつき保存袋などに入れて冷凍すれば、なんと約1か月間おいしさを保てるそうです。
調理時に自然解凍せずそのまま加熱すれば、シャキシャキ感をキープ。解凍の手間も省けて、時短調理にもつながります。
食材をパラパラに冷凍する裏技3選
まとめ買いしたひき肉を冷凍したら、ガチガチに固まって使いにくいといった経験はありませんか。
暮らしの便利術を発信する、まー(mur_simplelife)さんが紹介したのは、ひき肉をパラパラのまま冷凍する裏技です。
ひき肉を保存袋に入れて薄く伸ばし、金属バットにのせて30分冷凍します。
取り出して軽く揉んで、再び30分冷凍するだけでパラパラに。あとは、使いたい分だけ取り出せばOKです。
このほか、小ネギはキッチンペーパーをのせて容器ごと冷凍、チーズは袋にキッチンペーパーを入れて冷凍すれば、それぞれ固まりにくくなるそうです。
忙しい日々でも、ちょっとした工夫で食材をムダなく使い切ることができますね。
アイラップでチーズをパラパラ冷凍!
「余ったピザ用チーズを冷凍したら固まってしまう…」といった悩みを解消してくれるのが、包装資材や家庭用品などを製造、販売する、岩谷マテリアル株式会社の『アイラップ』です。
Instagramでライフハックを発信する、しーばママ(shi_bamama)さんによると、ピザ用チーズをアイラップに入れて口を結ぶだけでOK。
そのまま冷凍しても、取り出す時にはパラパラのまま使えるそうです。
チーズトーストやグラタンなど、使いたい時にすぐ取り出せてとても便利。
冷凍前と変わらない扱いやすさに「くっつかないんだ」「これは助かる!」と反響が集まりました。
[文・構成/grape編集部]