これなんて読むか分かる? 食卓に並ぶことが多い食材で…「昨日食べたわ」「ギブアップ!」
「これ、どう読むんだっけ…?」
漢字を見て、このように思ったことはありませんか。身近なものを表す漢字でも、普段あまり目にしない字面は多くあるものです。
本記事では、馴染みのある食材の難読漢字を2つ紹介します。
知っている人は少ない?食材の難読漢字クイズ
今回紹介するのは、ひらがなやカタカナで表記されることが多い、食材の難読漢字。
以下の問題に正解できるか、チャレンジしてみてください!
問題1.饂飩
『饂飩』という漢字、何の食材か分かりますか。
ヒントは、スーパーマーケットなどで買えて、つるっとしたノドごしがおいしい食材です。
さあ、少し考えてから以下の答えを見てみましょう!
※写真はイメージ
正解は、うどん!
「え、こんな難しい漢字だったのか」と驚いた人も多いでしょう。
『饂飩』の漢字の由来は、中国の『餛飩(こんとん)』という、小麦粉の皮で具を包んで煮た料理から来ていると言われています。
問題2.菠薐草
続いて紹介するの漢字は『菠薐草』。
こちらもあまり見慣れない漢字ですよね。『草』という字が入っていることからも分かるように、葉物の野菜を指しています。
和え物や炒め物など幅広い料理に使える万能野菜で、日常的に食卓に並ぶことも多い食材です。
何の食材か少し考えてみて、「もう分からない!」という人は、以下の答えを確認してみてください。
※写真はイメージ
正解は、ホウレンソウでした!
『菠薐草』という漢字は、中国語でペルシャ地方を意味する『菠薐(ポーリン)』に由来しているとか。
ペルシャ原産のホウレンソウが中国に伝わり、さらに日本に伝来したことで、この漢字が使われるようになったと言われています。
いかがでしたか。
今回紹介した2つの漢字のように、由来や歴史を知ると、食材への理解や興味もさらに深まるでしょう。
身近な食材でも、あまり知られていない漢字表記はまだまだ多くあります。
スーパーマーケットの食材売り場に来た際は、気になる食材の漢字表記を調べてみるのも、面白いかもしれませんね![文・構成/grape編集部]