「野菜は全部野菜室!」は間違い? パナソニックに聞いた保存のコツは…
冷蔵庫には『野菜室』があることが多いですね。野菜室はその名のとおり『野菜』を冷蔵保存するためのものですが、野菜ならなんでも野菜室へ入れておけばいい…というものではないのです。
『野菜室を使う際のNG』や『野菜を冷蔵保存するためのコツ』をパナソニック株式会社(以下、パナソニック)に取材しました。
画像提供:パナソニック株式会社
なんでも野菜室に入れるのは…おすすめできない
野菜室の使い方についてパナソニックに聞いたところ、以下のような回答がありました。
野菜や果物はすべて野菜室保存が適しているわけではなく、それぞれに適した温度帯があります。
例えば、ナス、キュウリ、サヤインゲン、カットしたサツマイモなどの野菜や、バナナ、グレープフルーツ、パイナップル、レモンなど一部の果物は、長期間冷蔵庫で保存すると低温障害を起こし、変色、味が落ちる、栄養価が減るなどの場合もあります。
野菜や果物に合った保存方法をおすすめします。
「果物や野菜ならなんでも野菜室」とはせずに、適した保存方法を選択するのがよいのです。
また、パナソニックでは『果物・野菜別に長持ちさせる保存のコツ』があるとして、以下のように推奨しています。
・イチゴ
ヘタを下にし、重ねないように浅い容器に移す。
・ブドウ
房ごと、重ねないように保存。
・リンゴ
袋に入れる(エチレンガスが発生するため)。
※キウイなどを一緒に袋に入れると早く熟します。
・キャベツ、レタス
芯をくり抜き、濡らしてペーパータオルを詰める。
・キュウリ
水気をよく拭き取る。
・大根、ニンジン
葉を落とす。
・ブロッコリー、カリフラワー
袋に入れる(房が取れやすいため)。
・シイタケ
傘を下にして並べる。
・カボチャ(カット)
腐りやすい種の部分を取り除く。
・タマネギ
切り口はラップして袋に入れる。
野菜室内『上段・下段』の使い分けのポイント
野菜室内でも上段・下段と区分けがされていることが多いでしょう。
同じくパナソニックによると、このような使い分けがおすすめとのことです。
上段には日持ちしないものやつぶれやすいもの、下段には、葉野菜や大根などの大きい野菜、ボトル、お米を入れることをおすすめしています。
なお下段には食材を入れすぎないようご注意ください。
食材の入れすぎで上段ケースが浮くと、ドアが正しく閉まらず冷気漏れなどの原因となります。
上段・下段、それぞれに適した食材があるほか、ドアが閉まらないほどぎゅうぎゅうに詰めるのは避けましょう。
さらに、以下のアドバイスがありました。
当社の場合は『Wシャキシャキ野菜室』など、野菜の保存に適したコーナーを設けている冷蔵庫もあります。
野菜は該当する『葉野菜コーナー』に入れ、ボトルやお米などは『ボトル&調味料コーナー』に入れるなど、目的と合った食材を保存するのがおすすめです。
まとめると、『野菜ならなんでも野菜室はNG』『下段に食材を詰めすぎるのはNG』となります。
それぞれに適した保存方法を選択しましょう。
野菜室を使用する際には、パナソニックからのアドバイスをぜひ参考にしてください!
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]