グッと来た『朝ドラ』1位は? 家族を描いた作品から選ばれたのは…
朝、テレビの前で涙したことはありませんか。
『朝ドラ』ことNHKの連続テレビ小説が描く家族の絆は、私たちの心に深く響き、これまで多くの視聴者をとりこにしてきました。
本記事では、30~60代の男女100人にアンケートを実施。家族の絆にグッと来た『朝ドラ』を調査した結果を発表します。
家族の絆にグッと来た朝ドラ第3位『あんぱん』
第3位に選ばれたのは、2025年度前期に放送された『あんぱん』。
漫画『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、苦しい日々の中でも夢を追い続けた2人の人生を描いています。
ヒロインの朝田のぶ役を俳優の今田美桜さん、柳井嵩役を俳優の北村匠海さんが熱演しました。
妻・のぶは男勝りで勝気な性格を持ち、人生の荒波を力強く乗り越えていくタイプ。
一方、夫の嵩は気が弱く自信が足りない人物です。そんな対照的な2人が出会い、お互いにない部分を補い合いながら、尊敬し合える素敵な夫婦へと成長していきます。
激動の時代をともに歩む中、どんな困難にも励まし合って乗り越えていく姿に、多くの視聴者が心打たれました。
【ネットの声】
・嵩とのぶの絆が泣ける!
・『アンパンマン』への愛と夫婦の絆が心に響いた…。
・家族の絆って本当に温かい。朝田家の愛情に心がほっこりしました。
家族の絆にグッと来た朝ドラ第2位『あまちゃん』
第2位には、2013年度前期に放送された『あまちゃん』がランクイン。
名フレーズ「じぇじぇじぇ」は2013年の『ユーキャン新語・流行語大賞』にも選ばれ一大ブームを巻き起こしました。
主人公のアキ役は、俳優ののんさん、母・春子役は小泉今日子さん、祖母・夏役は宮本信子さんが演じました。
物語は、自分らしさを見失っていたアキが、母の故郷である東北の小さな町に移住し、海女を目指す中で失っていた自分を取り戻していくというもの。
夢に向かって突き進むアキと、アキを取り巻く家族や人々との心温まる交流を描いています。
アキと春子、さらに春子と夏という母娘の関係性も丁寧に描写されており、ぎこちなさが次第に信頼へと変わっていく様子に、多くの視聴者が胸を熱くしました。【ネットの声】
・『あまちゃん』は感動した!よい親子だなぁ。
・やっぱり『あまちゃん』は最高のドラマ!
・脚本、演出、キャストとすべてが最高の作品!
家族の絆にグッと来た朝ドラ第1位『ゲゲゲの女房』
2010年度前期に放送された『ゲゲゲの女房』でした!
国民的漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である、水木しげるさん。
その妻・武良布枝さんが書いた自伝的エッセイを基にした『朝ドラ』が『ゲゲゲの女房』です。
漫画家の村井茂役を俳優の向井理さん、妻の布美枝役を俳優の松下奈緒さんが演じました。
舞台は昭和30年代。布美枝は10歳年上の売れない漫画家・茂と見合いをし、わずか5日後に結婚します。
新婚生活は貧乏でしたが、そんな状況を気にすることもなく漫画に全力を注ぐ夫。
布美枝はそんな夫の姿を見て、「この人とともに生きよう」と心に誓いました。
夫を信じ、ひたむきに温かく支え続けた妻と、漫画に命懸けで打ち込む夫。2人が歩んだ人生の物語には、多くの視聴者が魅了されました。
【ネットの声】
・夫婦愛、家族愛に感涙しました!
・『ゲゲゲの女房』が大好きです。夫婦の絆も素敵。
・シゲさん、ふみちゃん夫婦に魅了されています!
1~10位までの結果は以下の通りです。
1位『ゲゲゲの女房』22票
2位『あまちゃん』18票
3位『あんぱん』16票
4位『梅ちゃん先生』14票
5位『とと姉ちゃん』11票
6位『マッサン』10票
7位『まんぷく』8票
7位『カムカムエヴリバディ』 8票
7位『虎に翼』8票
10位『舞いあがれ!』6票
調査機関:自社調べ/調査方法:アンケートサイト『Freeasy』を利用
今回紹介した3作品には、お互いに励まし合いながら生きていく家族の姿が描かれていました。
視聴者が涙し、勇気づけられるのは、そこに『自分たちの物語』を重ねられるからかもしれませんね。
『朝ドラ』は、これからも多くの人の心を動かし続けてくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]