「このパスポートでは乗れません」 成田のチェックインカウンターで足止めされる理由が?
年末年始は家族旅行などで海外に行く人が一気に増える時期です。
成田空港などの国際空港は、旅行者で賑わうでしょう。
しかし、このタイミングで意外と多いのが、空港のチェックインカウンターで突然足止めされるトラブル。その原因の1つに、見落としがちなパスポートの『残存有効期間』があります。
航空券やホテルの確保は完璧なのに、「パスポートの有効期限が足りない」というだけで旅行を諦めざるを得ないケースは少なくありません。
「有効期限内ならOK」と思わないで!国ごとに違う『残存期間ルール』
内閣府は、SNSやウェブサイト上などで、年末年始に海外旅行を計画している人に向けて、パスポートの残存有効期間に注意を呼びかけています。
パスポートの残存有効期間とは、「入国時点でパスポートの有効期限がどれくらい残っているか」のことです。
「旅行中に有効期限が切れなければ問題ない」と思いがちですが、実際には渡航先によって、3か月以上や6か月以上などの残存期間を定めている場合があります。
例えば、身近な海外旅行先の1つである、マレーシア。
観光目的の入国では、パスポートの残存期間が6か月以上必要というルールが定められています。
「まだ5か月以上残っているから大丈夫」と思い込んでいた旅行者が、空港で止められるケースが実際にあり、注意が必要です。
※写真はイメージ
各国が残存有効期間を求める背景には、不法滞在の防止や、予期せぬトラブルで滞在が伸びた場合の備えなどの目的があるとされています。
旅行者側としては厳しく感じられますが、必要なルールと言えるでしょう。
旅行を決めたら、まずパスポートを確認!
海外に旅行をする計画を立てたら、まず一番にパスポートをチェックしてください。
有効期限が6か月以上あれば、ひとまず安心ですが、渡航先によって残存有効期間の細かな条件は異なるので、確認しておきましょう。
特に注意したいのが、子供のパスポートです。
18歳未満は5年用パスポートであるため、有効期限が近づきやすいです。家族旅行では全員分をまとめてチェックしておくといいですね。
※写真はイメージ
また、パスポートの条件は国ごとに変更される場合もあります。旅行前には、外務省や渡航先の大使館・領事館の公式情報を見ておくことをおすすめします。
もし、パスポートの有効期間が1年を切っている場合は、更新をしておくといいかもしれません。
申請から受け取りまでの期間は、窓口の場合、2週間程度が目安とされていますが、都道府県や時期によっても変わるので、余裕を持って対応しましょう。
あわせて注意したい『デジタルアライバルカード』
また近年、入国前のオンライン手続き(デジタルアライバルカード)を導入する国も増えています。
マレーシアや台湾、アメリカなど入国前にオンライン申請を済ませておく必要があり、未申請だと空港でのチェックイン時に手続きを求められることも。
旅行当日に焦って登録しようとして、詐欺サイトに引っかかったケースもあるので、注意が必要です。
久しぶりに海外旅行する人、要注意チェックインカウンターで指摘されたことが?「知らなかった」
パスポートの残存有効期間だけでなく、「入国前に必要なオンライン申請はあるか」も出発前に確認しておきましょう。
海外旅行を楽しむためには、事前の準備がとても大切。
小さな確認を早めにしておくことで、大きなトラブルを未然に防ぎたいですね!
[文・構成/grape編集部]
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