出勤する妻が夫に見せた『愛情表現』 描いた漫画に「ドキドキした…」「尊い」
あなたが幸せを感じる『大切な日』は、どんな日でしょうか。
自分の誕生日や、パートナーとの記念日などが思い浮かぶ人も多いでしょう。
漫画家のすな(@sunamangakaku)さんは、妻とのやり取りの中で、ささやかな幸せを感じた『大切な日』の出来事を描きました。
ある日の朝、すなさんは、職場へ向かう妻から突然、まるで今生の別れかのように強く抱きしめられたのですが…。
出勤前の妻が突然ハグ!夫が『何事もない』尊さに気づいた日
その日、妻は何事もなかったかのように、定時で帰宅。すなさんが朝のハグについて尋ねると、当の本人はすっかり忘れている様子でした…。
妻にとってハグが特別に映らないのは、日常的にすなさんへ愛情を注いでいる証なのかもしれませんね。
すなさんにとっては、何事も起こらなかったからこそ、妻がいつも通り帰ってくることの尊さを感じられる『大切な日』になったのでしょう。
『何事もない日も大切な日』と題した作品には、Xで1万件を超える『いいね』がつき、多くの人の胸をときめかせたようです。
・ドキドキしちゃった…。
・なんか、とても素敵。こうした、なんでもない日々がとても大事だよね。
・奥さんがわざわざ抱きしめたくなるぐらい、旦那さんが素敵な人だと思うと尊い…。
・家を出る前にハグをしたら、仕事の効率が上がると聞いたことがあります。多分、奥さんがハグをしていなかったら、定時では帰れていなかったはず。
夫婦だけの『大切な日』を描いた漫画家「当たり前がありがたい」
何気ない日常の尊さを改めて感じた筆者は、すなさんを取材。
妻とのエピソードを漫画にした理由や、思いについて聞きました。
――『何事もない日も大切な日』と題した作品を描いたきっかけを教えてください。
この日は仕事が休みで、のんびりと過ごしていた、本当に何気ない朝でした。
妻から朝に抱きしめられた後にも、「多分、何事もなく帰ってくるだろう」と思っていたら、本当に何もなく帰ってきたんです。
その時に、妻が家に帰ってくる『当たり前』が、とてもありがたいなと感じたんですよね。この作品は、素直な気持ちを漫画に描いただけなんです。
――作品がXで大きな反響を呼んだことについて、率直な感想をお願いします。
当たり前の日常が、実はかけがえのないものだと共感してくれる人がたくさんいらっしゃって、嬉しかったですね。
私たちが過ごす1日は、たとえ大きな出来事がなくても、穏やかに終わるだけで十分に価値があるのかもしれません。
すなさんの作品は、当たり前のように過ぎていく日々の中に、静かな幸せが息づいていることを教えてくれますね…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部しぶちゃん]